ライオンズクラブブログ

2023.03.21

ライオンズクラブと白杖

視覚障がい者が利用する白い杖。

 
この杖が安全に道を通行できる証をして
世界的に広まったことに
 
ライオンズクラブが
関わっていたって知っていますか?
 
 
1930年、アメリカのイリノイ州の
ピオリア ライオンズクラブの会長だった
ジョージAボーナム
 
彼は視覚障がい者が
道路をなかなか渡れず困っているのを見て
 
道路を安全に移動する手段として
フランスで使われていた
白い杖に着目しました。
 
この白い杖をもっと広め
認知されるようになったら
 
視覚障がい者が安心して道路を渡れるように
なるのではないか?
 
と考えクラブにこれを広める活動を
行う提案をしました。
 
ピオリア ライオンズクラブでは
早速この提案を採用。
 
白い杖を作りピオリア市の視覚障がい者に
無料で配布しました。
 
さらもピオリア市議会に働きかけ
 
この白い杖を使用し視覚障がい者が
道路を安全に横断する通行権を
与えて欲しいと要望しました。
 
ピオリア市議会ではこれを受け
米国初の「白い杖安全法」を制定しました。
 
ちょうど5年前の国際大会で
ヘレン・ケラーの呼びかけを受けて以来、
 
ライオンズは熱心に盲人への援助に
取り組んでいました。
 
このピオリア ライオンズクラブ奉仕は
瞬く間に全米のライオンズクラブに
広がりました。
 
今日、この白い杖に関する法律は、
米国のすべての州と他のいくつかの国で
制定されるまでになったのです。
 
ライオンズクラブでは
現在で毎年10月15日
「国際白い杖の日」として
 
白い杖を持つ人の
交通安全に関する法律について
認識を向上させる活動を行っています。
 
 
※資料:白い杖ファクト・シート(白い杖の歴史)
 

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